12月5日防衛庁発表 久間長官会見概要 (9時35分~9時46分)
久間長官会見概要
1 発表事項
閣議がございましたが、当庁関連の案件はございませんでしたので、特に申し上
げることもありません。
2 質疑応答
Q: 昨日の日米審議官級協議で普天間の建設計画等について、大筋で合意したと
いうことですが、長官としての受け止めをお願いします。
A: 相互に意見交換をし、双方きちんと本国に持ち帰って検討しなければならな
いので、その内容についての詳細は言えません。皆さんが話題にしている滑走路の
誘導灯については、日本側は2カ所、米側は双方向にという言い方をしていました
が、それは誤解を招くから無理であるということで、日本側が説明をして、一応持
ち帰って協議するということです。持ち帰る前提としては、日本側の主張はよくわ
かったということですから、多分日本側の方向でいくのではないかと思っていま
す。
Q: 年明けに長官はアメリカに行くことを調整していたと思うのですが、それは
「2+2」という形で調整しているのでしょうか。
A: ゲーツさんが議会で承認を受けていない現在において、もう承認されたかの
ようなことを前提として、防衛首脳会談、「2+2」といったようなものが、報道
されるということは、米側においても議会に対して失礼に当たるわけですから、慎
重に決めていかなければなりません。まずは「2+2」をするかも含めて、まだ首
脳会談についてすら、米側が決まったという前提に立って言うのは、なかなか難し
い点があります。従って、そのような発言については控えているわけですが、訪米
するとすればこちらの事情からすると、臨時国会が終わって、通常国会が始まる前
に、そして党大会が始まる前に帰国していないといけません。そして防衛省への移
行を考慮すると、連休明けぐらいを狙わないといけない。年明け7日には習志野空
挺団の初降下行事もありますから、それに出ようと思うと、やはり1月中旬の前半
ということになってくるという推測はできますが、報道が先行すると、米側に対し
ても失礼に当たりますから防衛首脳会談、あるいは「2+2」を行うということを
決めたわけではありませんが、私としては、「2+2」は別としてゲーツさんとは
承認された後、出来るだけ早くお会いしたいと思っています。そしてラムズフェル
ドさんと額賀さんとの間で決めたことについて、引き続きその内容でいくというこ
との確認を取りたいという気持ちはあります。
Q: 復党問題ですが、党内で復党を必ずしも認めるべきではない等、色々と議論
がありますが。
A: 私はあれで良いと思います。党内で選挙の調整と言いますが、それは復党し
ていなくても調整しなくてはいけませんから同じことなのです。だから、党内に入
っている方が調整し易いだろうと思いますが、そういうことを考えたら復党の方が
良いと思います。よく支持率とか世論調査のことを言いますが、いつも言うように
世論調査というのは、東京、大阪、あるいは横浜など、人口の多い所に割とウェイ
トが掛かるのですが、参議院選においては、そういう所は複数区で全然関係ないわ
けですから、そういうものを余り絡ませない方が良いと思います。復党した地元で
の世論調査だったら、圧倒的に支持率は高いのではないでしょうか。新聞は全国支
持率を書きますが、その地域の支持率がどうかということが大事であり、マスコミ
の皆さん方も具体的にその地域がどちらを望んでいるかということを、地域ごとに
世論調査を実施するという、お金がかかっても実施するということが必要なのに、
最近やっていない。首都圏の世論調査というような格好で、それが全国の世論調査
のような形で言いますが、その地域、地域で全然違うと思います。
Q: 普天間の代替施設移設計画は、今後関連市町村への説明などの作業が出てく
ると思いますが、どの時期にどういった形でやるのですか。
A: 仲井真さんが知事に就任されたら、これは防衛庁だけではなくて他省庁にも
またがることですが、まず協議会を開催していくのが最初になるのではないでしょうか。
Q: 先ずは協議の場で提出するということですか。
A: 提出するかどうかは別として、協議会が「スタート」という感じではないで
しょうか。
Q: 今日、イラクの空自の基本計画についての変更に伴い、部会では今後の撤退
についても少し議論がありましたが。
A: どんな議論が多かったですか。
Q: 「今後、撤退も検討すべきである。」、あるいは「アメリカが間もなく研究
グループを立ち上げるので、それを見極める。」等の話がありました。
A: 現在の法律が来年7月までありますので、来年に向けてどうするかというの
は、党もそうだし、我々政府としても考えないといけないでしょう。聞かれれば、
我々は法律に従って行動するので、法律は来年期限切れになっているということで
す。その時点での国内世論、社会情勢、あるいは世界情勢などもあるでしょう。我
が国は国連からの依頼を受けて行っているわけですから、国連がどう判断するの
か、それもあるのではないでしょうか。
Q: その辺も含めてゲーツさんにあった時には。
A: それは言いません。ゲーツさんは就任したばかりですので、そのような判断
をできるような立場にないと思います。イラク問題をどうするかということは、ア
メリカもこれから検討するのではないでしょうか。
それから今日、地元紙に佐世保のことが出ていましたが、あれは少しミスリード
ではないかと思います。SM-3ミサイルの日米共同整備所というようなことは、
少し穿った見方だと思います。米側が考えていることは、別のことを考えているか
もしれませんが、私の知らないところで米側だけで考えて、日本に何も言ってこな
いことがあるのかどうか知りませんが、今回の記事のようなことはないと思いま
す。
Q: 大臣の地元の弾薬庫周辺、あれはない話なのですか。
A: SM-3ミサイルの日米共同整備所については、考えられません。別のこと
は、米側は考えているかもしれませんが、私はSM-3ミサイルについては、やる
なら弾薬庫周辺ではないと思います。なぜあの様な記事を手柄話みたいにして書く
のか。誰から聞いて書くのか、聞いたのではなく推測で書くのか、これらのこと
は、また変に物議をかもしますから、そこのところはやはり、きちんと注意してや
るべきだと思います。
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