11月16日防衛庁発表 中谷長官会見概要(0950~0958)
中谷長官会見概要
1 発表事項
本日は、防衛庁に関する案件はございませんでした。外務省マターですが、
「テロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約」の受諾決定、それか
らもう1点は、「アメリカ合衆国軍隊等への物品等の提供に関するアメリカ
合衆国政府との間の交換公文」の案ということで、今回の特別措置法によっ
て物品の供与等を行うわけでございますが、この後方支援の分野における物
品又は役務を提供することができる旨についての日米間の了解として、「法
に従ってアメリカ合衆国の軍隊その他これに類する組織に提供され、かつ、
これらにより受領される後方支援、物品又は役務の使用は、国際連合憲章と
両立するものでなければならない。」ということ、「法に従ってアメリカ合
衆国の軍隊その他これに類する組織に提供され、かつ、これらにより受領さ
れる後方支援、物品又は役務については、日本国政府の事前の同意を得ない
で、一時的であれ又永続的であれ、いかなる手段によってもアメリカ合衆国
の軍隊その他これに類する組織以外の者に移転してはならない。」というこ
と。更に、「受領する権限を有するアメリカ合衆国の国防省その他これに類
する組織の職員は、書面により、日本国政府の職員から前記の1及び2に述
べられた条件につき通知されるものとする。」という3点について交換公文
をするということで、その案の決定がされました。
叙勲につきましては、元航空自衛隊第3術科学校 1等空尉 平田晋一さん
ら10名が叙せられました。
閣僚懇談会は特にありませんでしたが、総理の方から平沼経済産業大臣に対
して、「御苦労さんでした。」という慰労のお言葉がございました。以上です。
2 質疑応答
Q:イージス艦の派遣ですが、官邸側との協議なり、官邸側からの了解なりは
得られたのでしょうか。
A:「基本計画」が安全保障会議等によって決定されますので、イージス艦等
の問題についてもそれを受けてから、ご相談をしなければならないと思
っております。
Q:それは今日にも、ということですか。
A:今日は考えておりません。ただ、昨日も与党から突然呼び出しがあり、
「イージス艦の特性や派遣の必要性について説明せよ。」ということで、そ
の情報収集能力や連絡通信能力や指揮能力などの説明は致しましたが、与党
でご理解、ご了解を頂ければ派遣部隊に含めることを検討したいということ
でございます。色々な人の意見を聞いて、最終的には「実施要項」を決定す
るときに、イージス艦の問題は決定したいと思いますので、検討をしていき
たいということでございます。
Q:「実施要項」の決定はいつごろになりますか。
A:これは安全保障会議等において、「基本計画」が決定した後、手続に入り
ますので、その決定を受けてから考えて参りたいと思いますが、できるだ
け速やかに決定をしなければならないと思っております。
Q:「実施要項」の公表については、どのように考えていらっしゃいますか。
A:その内容等でありますが、オペレーションに関するものや他国の情報等も
ございますので、その扱いについては、今後検討をしていかなければなら
ないと思っております。
Q:実際に自衛隊が出動する時期については、どのくらいの時期を想定してい
らっしゃいますか。
A:まだ「基本計画」の決定が行われておりませんので、お答えすることは出
来ません。今後、準備をした上で出発するということになると思いますが、
時期についてはまだ、お話できる段階ではございません。
「イージス艦,インド洋」の関連ブログを読む
-
花冷えの一日(きたきつね)
海上自衛隊のイージス艦の情報漏洩事件は、全くアクセス権限のない下士官に中枢部データが持ち出されていて、 ...去年のインド洋で発生した地震による津波の教訓が生かされたのだろう。死者が増えないことを祈りたい。異常気象、巨大地震が目立つけれど、大災害が起こらない ... -
開戦に必要な空母機動部隊と石油備蓄(古沢 襄)
インド洋などの海域に完全配備されていない、と指摘した。軍事の素人は、 ...第七艦隊をインド洋に持ってくれば、西太平洋の守りに穴が空く。イラク攻撃に必要な艦隊は、米本土で兵員の編成・訓練を実施して持ってくる。 それが横須賀基地やオーストラリア海域にある米空母 ... -
”四海の波静かなり”なのか?(古沢 襄)
ロナルド・レーガンに随伴するイージス艦「ステッテム」(満載排水量約8800トン、 ...イージス艦だから、非核三原則はどうなっているのだろうか。水道代よりも、その論議が国会で必要ではないか。 一方では海上自衛隊のイージスシステム搭載護衛艦「あたご」が完成して就航し ... -
原子力空母ロナルド・レーガン佐世保入港(tkuri)
随伴しているイージス艦「レイク・シャンプレーン」(9800トン)も24日午前、佐世保港に入った。 ...2月上旬から西太平洋やインド洋を管轄する第7艦隊の指揮下で活動しているという。 佐世保港への原子力空母入港は02年以降、ほぼ2年に1回と定例化しており、1 ... -
中国は、啓発しても無駄だ(hjm2)
インド洋やイラクへの自衛隊派遣を評価する一方、日本が自国の防衛における 責任を拡大するよう求めた。 ≪中印の台頭≫ 報告は2000年に発表された「アーミテージ・ナイ報告」の第2弾。この7年間 で、「中国とインドという2つの大国が同時に台頭するという前例のな ...